犬を飼いたい

🎄 2016-11-20

 犬を飼いたいと思っている。しかし「一人暮らしの会社員」という今の生活では、とてもじゃないが飼うことはできない。そこで僕は、この「飼いたいが飼えない」というもどかしさを埋めるように、インスタグラムで犬アカウントをフォローしている。それも1つや2つではなく、50個近くである。

 しかしいくら犬アカウントをフォローしても、その欲求を埋め合わせることはできなかった。むしろ余計に「飼いたい」という気持ちを強くしている。そこで僕は数か月前から、いつか犬を飼える環境が整ったときのために、「どんな犬を飼うか」は考えている。ちなみに現時点では以下のとおりである。

・犬種:フレンチブルドッグ
・色:白
・名前:とうふ(見た目が豆腐みたいだから)
・好きな食べ物:スイカ

 これを見て、「え、この人、小学2年生の女子…?」と思った方もいるかもしれない。たしかに冷静に考えれば、「こんな犬を飼いたい」と、犬種だけでなく色や名前まで決めているのは若干小学2年生の女子っぽいかもしれない。しかも好きな食べ物まであらかじめ想定していることに関しては、小学生2年生でも「それはおかしいよ」と指摘するレベルである。ただ少なくとも、僕がどれだけ犬を飼いたいのかは伝わっただろう。

@wtfrenchie on
3匹の白いフレンチブルドッグ by @wtfrenchie

参考:白いフレンチブルドッグ

 余談だが、犬アカウントばかりフォローしているので、僕のインスタグラムのフィードには毎日たくさんの犬の写真が流れてくる。またペットアカウントというものは全体的に投稿頻度が高いので、その傾向も相まって、ほぼ犬しか出てこない状態である。

 犬をフォローしていなかった時代は、人間の投稿に対して、「うわ、この人、英語のハッシュタグを20個くらい付けている!そしてその影響からか、よく分からない外国人から『Nice:)』とコメントが来ている!」だとか、「うわ、この人、『何気ない素敵な日々』風の写真を載せながら、ちょっと彼氏の存在を匂わせる要素を散りばめている!」のような感情を抱くこともあったが、最近はない。なぜなら、犬しか流れてこないからである。

 そんな状態なので、僕の頭の中では既に「インスタグラム=犬のアプリ」という認識が出来上がりつつある。そのため、たまに人間の写真が出てくると、「うわ、人間だ!」と、まるで千と千尋の登場人物のようなセリフを心の中で呟いてしまうこともある。もちろんおかしいのは僕の方である。なぜなら実際はインスタグラムは犬専用のアプリではないからだ。

 それくらい僕の生活は犬中心になっている。ちなみにここだけの話だが、実はフリスビーも既に用意してある。しかも普通のフリスビーではなく、安全面を考慮した、シリコン素材のフリスビーだ。しかし一向に飼える気配はない。一体いつになったら本当に飼えるのだろうか。そんなことを思いながら、今夜も僕は犬アカウントに「いいね」を押し続ける…。(完)

@himegonzaresu on

参考:スイカを食べる白いフレンチブルドッグ

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